腕時計が好きな人は、腕時計を買うためだったら多少の食事をガマンして食費を浮かしてお金を貯めて自分の好きな腕時計を買おうとします。
車好きな人もそうです。宝石好きな人もそうでしょうね。みんな、自分が好きなモノに出費するお金は惜しまないものです。
なぜなら、手にれるのが楽しいし、嬉しいし、見ていて飽きないし、感動するし、幸せ感を得られるからです。
そうした自分の幸せと関係あるものにお金を使えることはありがたいことです。
その価値観は個人差がありますから、高級腕時計を買うくらいなら高級靴を買ったほうがいい・・・とか、高級靴を買うくらいなら海外旅行費用に充てたほうがいい・・・とか、人によって何にお金を重点的に使うかは異なります。
自分がバッグ好きだからといって、他の人も高級バッグに目がない!・・・なんてことを思っていたら大間違いです。
単に節約することが賢いお金の使い方ではありませんが、節約している人には節約しているなりのわけがあるかもしれません。
一生懸命にお金を貯めて、その貯めたお金で何かを買う・するといった壮大な目的があるのかもしれません。
だから、他人のお金の使い方・貯め方を見たときに、一概に自分の価値観の枠組みで他人をその枠内に抑え込む発想はしないほうがいいと思います。
大切なお金ですから、自分にとって大切なことにお金を使うことが大切ですし、自分の幸せと関係ないものにお金を使うのは結果的に無駄遣いになるかもしれない・・・ですね。