なぜ、たいした給料でもないのに(失礼!)普通のサラリーマンでも収益不動産を買うことができるのか(投資目的で不動産を購入できるのか)?・・・というと、一つは「会社の信用を担保にローンを組ませてもらえるから」という理由が挙げられますが、もう一つに「コツコツとお金を貯めたから」という大原則的な理由があります。
コツコツお金を貯める・・・ということは、毎月の給料の中からたとえわずかでも貯金をして、ボーナスが入っても、あるいは何らかの臨時収入があっても、それらの中からも(できれば全額を)キチンと貯金して徐々に大きな金額に積み重ねていく・・・ということです。
普通のサラリーマンでも貯金がある程度の貯金があるという事は、そうした努力・積み重ねの習慣が身に付いていることを証明してくれます。
少々稼いでも贅沢せず、むしろ稼いだにもかかわらず更に節約・倹約をしてお金を貯めてきた・・・という人が、早くまとまったお金=投資元金を手にできます。
そうやって、時間をかけて「収益不動産を持つ=不動産投資を実践する」という目標へ愚直に突き進んできた人が、実際にそのとおりに投資不動産を所有することになります。
投資不動産(=収益不動産」を持つと、そこから毎月家賃収入を得られます。
家賃収入という権利収入を得る仕組みを一つ作れた人は、当然のごとく2つ目が欲しくなります。
だから、仕組みを一つ作ったからと言って決して満足はせずに、ちょっとずつ、ちょっとずつ・・・5年・・・10年という時間をかけて更に権利収入の仕組みを複数にしていきます。
その結果、サラリーマンとして会社からもらっている給料の額以上に家賃収入がなったとき、「働かなくてもお金が得られる仕組み」が完成化したことになります。
不動産を一つ購入したくらいでは、最初はそうした稼ぎが給与収入の1割ぐらいかもしれませんが、2年で1物件くらいのペースで増やしていけば、20年後には働かなくても良いレベルに達します。
その時間を果たして許容できるかどうか?・・・です。
投資は長期目線で長期の時間軸をもとに考える姿勢が必要です。
時間を許容できない人は投資ではなく投機に走り、その結果大多数が失敗に終わり消えていきます。
お金をお金のまま置いておくと(=ただ貯金しておくだけ)、どうしても人は短期目線に陥りやすく、その結果お金は減ることはあっても増えることはありません。
お金と時間をかける価値は何にあるのか?・・・を考えて、過度な贅沢はせずに、自分が稼いだお金を「(自分が)働かなくてもお金を生んでくれるもの」に変えていく・・・という発想を持つことはそれなりに大切なことだと思います。