不動産投資は、文字どおり「不動産」を購入しないと何も始まりませんが、いろんな物件がある中で、なるべくなら「手を出さないほうが良い物件/特に初心者は手を出すべからずの物件」があります。
どんなものか?
それは「購入したとたんに物件価格が何割も値下がりしてしまう物件で、すなわち同値近辺での売却が困難な物件」です。
購入してすぐに「やっぱりや~めた」と言って即転売しようとしたときに、いきなり物件価格がガタ落ちしてしまうようなものは、そもそも自分の購入価格が適正でなかった(高すぎた)!・・・ということになります。
つまり、吹っ掛けられていた!
ボラれた!・・・というわけです。
そんな物件は購入しないほうがベターでしょうね。
誰も購入する人がいなくて、もしどうしても売りたいのならこの価格まで値段が下がるよ・・・といった場合も同様です。
自分の買った価格が相場に照らして異様に高すぎた!・・・という物件では投資が失敗する恐れがあります。
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一般論として、決して手を出してはいけないのは「市場で改めて売却することができない(あるいは難しいと思われる)物件」です。
購入後、仮に自分の判断が間違っていたと思ったとき、同価格近辺て売却することができれば、少なくともその売却代金をもとに再度投資にチャレンジができます。
でも、そこで売却することが全然できなかったら、もうその原資を使って投資をすることができません。
立ち直れないわけです。
そういった投資はNGです。
投資は長期目線で行なうものですから、本来購入後すぐに売却・・・という流れは避けたいところですが、理論的にリスクヘッジを考えておく姿勢は大切です。
次に進めなくなる投資手法は決してうまくありません。
不動産投資で物件を選ぶときは、「果たして自分が買った後にすぐに売りに出したらどうなるだろうか?」と一考してみることは重要だと思います。