努力とは聞こえの良い言葉ですが、重要なポイントは「努力は先が見えない不安の中でも行なうこと」です。
もし、こうすればこうなる、と分かりきっていることをやるのであれば、それは努力ではなく「ルーチン(ただの作業)」と言えます。
「行為の積み重ね」という意味では同じですが、それが単なる作業レベルの積み重ねなのか、それとも努力の積み重ねなのかは、時間が経つほどに効果の違いが大きく現れてきます。
人生をガラッと変えるということは、今までとはまったく違う人生を歩むことを意味しますが、ある意味ではこれは「予測できない未来を手に入れる」ということと同義です。
そうした人生をガラッと変えてくれるのは、決して作業の積み重ねではなく、努力の積み重ねによることが多いものです。
また、こうしたこと(成果)は、成果として手に入れるまでの時間軸が長ければ長いほど強烈な形で返ってきます。
例えて言うなら、普通預金で1か月預けるより定期預金で10年間預けるほうが得られる金額は多い・・・というようなものです。
よく「努力は裏切らない」と言われますし、また「成果が出なければまだ努力していないのと同じ」だと言われますが、これらの言葉はそれなりに含蓄があると思います。
サラリーマンは会社で働く代わりに給料という名のお金を毎月、安定的にもらいます。
その陰で努力を怠らないことが大事です。
単なる作業をして時間から時間まだ働いた気になって家に帰る・・・といったことがないようにしないと、人生はとてもつまらないものになってしまいます。
努力を重ねたその先(向こう側)に何があるのか?が今の段階ではわからなくても、きっと良い意味でのご褒美が待っていると信じて努力を繰り返す・・・ことが大切だと思います。