
ダイヤモンドというのは世界で一番硬い石とされています。
その世界一硬い石をどうやって磨いたらあの光るダイヤモンドになるのか?(世界一硬いのに何で磨けば削れるのか?)。
ダイヤモンドの原石を磨いてダイヤモンドの輝きを放つことができるのは、結局は(他の)ダイヤモンドだけ・・・つまりダイヤモンドの原石は他のダイヤモンドによって磨かれるわけです。
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「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります(イギリスの財政家・グレシャムの言葉)
「朱に交われば朱くなる」という言葉もあります。
とかく、人は「すぐ側にいる人の影響を良くも悪くも受けやすい」ものです。
自分がダイヤモンド級の逸材だと思えば、自分を磨いてくれるのは同じくダイヤモンド級の人だけかもしれません。
すばらしいお手本/すばらしい憧れの人が存在したら、迷ったときに導いてくれます。
自分と付き合うことで周囲の優れた人を何となく貶めているかも・・・と気づいたなら、それは自分が「悪貨」になっている恐れがあると知るべきです。
自分も何となく周囲の人と同じようになってきたなあ・・・と感じるなら、間違いなく「朱に交わって朱くなっている」ハズです。
リーダーは、「自分」を「部下」に置き換えて、自分の管轄下にいる社員のことを気にしてみると良いと思います。
きっと、そこから何か改善すべき方向性が見えてくると思います。