2016年も、6カ月が過ぎました。
今年もあと残り半分ですね。
中間地点、折り返し地点という意味で、2016年を振り返り自分の位置を再確認してみることも大切だと思います。
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マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の麦わらの一味が「新世界(というストーリー上の次の世界)」に入る前に修行した期間は2年でした。
新たな環境に身を投じるための準備期間として主人公たちメンバーは全員2年間という時間軸をあらかじめ設定し、自ら進んで自分自身を鍛え直しました。
その結果、2年後には仲間全員が見違えるような強さと自信をもって集合しました。
「10年ひと区切り必死の2年」と世間では言われます。
物事は目先の1カ月や1年だけで見るのではなく、5年単位、10年単位、20年単位くらいの中長期目線で見据えたうえで、目先の1~2年を見る姿勢が大切です。
さらに、その1年を見据えたうえで目先の1カ月、1週間、1日を見るわけです。
「大局を視て小局を為す」です。
ただ単に10年あればいいのではなく、その間に寝食を忘れて没頭するくらいの「必死の2年」が必要です。
それがないと物事は成就しません。
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世間の流行などに目もくれないほど何かに打ち込んで、ふとしたときに他人の「○○」を見て「あー、そう言えば自分はもう2年近くも○○をしていないなあ・・・」と思えるくらいになったらしめたものです。
それほど一心不乱に打ち込んでいる自分の姿がそこにあることを知れます。
無我夢中に生きることは、自分の中のエンジンを動かし続けてあらゆる可能性にトライしている姿勢であり、そうした時期を過ごすことも大切だと思います。