人前で何かを話すということは楽しいことでもありますが、やはり緊張することでもあり、平常心を保って話すことができる人は優秀な人です。
ただおしゃべりをすればいい・・・というものから、話すからには何か重要なことを伝えなければいけない・・・等いろんなパターンがあります。
特にそれによって何らかの報酬を得る人、たとえば講演をする人やセミナーを開催している人は後者のパターンです。
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講演者やセミナー講師で報酬をもらっているとすれば、最低でも次に示すようなことを意識したうえで自分が話すことを組み立てる必要があると思います。
1.受講者はどんなメリットを享受できるか?
2.受講者はどんなデメリットを回避できるか?
3.受講料はそれらに対して適切と言えるか?
これらすべてに何らかの回答をもって臨む姿勢が講演者・セミナー講師には必要です。
ところが、ほとんどの人はあまり何も考えていないと思います。
ひどいパターンになると、とにかく報酬(お金)のことしか考えておらず、受講者のことなど何も考えていなかったりします。
大事なのはお客さまである受講者(聴講者)であり、その人たちのため意図的に何か好影響を及ぼすことを考えたうえで(←必ずしも自分が考えた通りにならないかもしれませんがそれでも自分なりに考えることが大切です)、人前で話して報酬を得ることです。
その資質を身につけていない人は、遅かれ早かれそうした場から消えていくと思います。
お役に立つことでお金をいただく・・・これはすべてのビジネスで重要なことですね。