個人経営でも会社を持つことは可能です。
つまり、だれでも社長になろうと思えばなれるということです。
ただし、本当の意味で「経営者」になれるかどうかは別モノです。
社長にはすぐになれますが、経営者になるには相応の時間と経験が必要です。
企業形態で会社を経営している中には残念ながら経営者としての力量が不足していて、社長職にはあるけども経営が行き詰っているところもあります。
そんな会社経営を立て直すにはコツがあります。
どんなコツか?
言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、立て直すには「タテに直す」ことがコツです。
つまり、会社内における上司と部下の関係を構築し直すということです。
経営がうまくいっていない会社は、上司部下の関係がうまくいっていないことが多いものです。
そこにメスを入れて適切な関係に戻す/再構築することが必要です。
たとえば、上司の言うことを部下は素直に聞く・・・部下は上司を尊敬し、上司は部下を一人の人間として尊重して愛情を持って接する・・・などです。
これは言ってみれば親子の関係と似ています。
会社という法人組織の中では、表面上は赤の他人が集団を作って存在しています。
それがただの集団ではなく、組織として機能するためには上司と部下の関係がとても重要です。
タテの関係をきちんと作り直せば、組織は生き返ります。
会社経営を立て直すには「タテの関係を直す」ことが一つのコツですね。