ビジネスの世界にはM&Aと呼ばれる経営手法があります。
いわゆる「企業買収」というやり方ですが、これによって買収する側の会社は早く大きく事業を広げることができるようになります。
ただ、そのときにはよくよく買収する会社を精査して見極めないといけません。
どんな会社でもテキトーに買収して良い・・・というわけでは決してなく、下手にお荷物会社を傘下に収めてしまったらアウト!です。
そのため、M&Aでは事前にデューデリジェンスという「企業の価値評価」を必ず行ないます。
→ これは不動産投資で購入前にその不動産(物件)が収益を本当に期待通りにあげてくれるかをシミュレーションするのと同じです。
そういう意味では、収益不動産の購入はM&A(企業買収)と似ていると言えそうです。
不動産投資家がいくつもの収益物件を手に収めていくことは、さしずめM&Aによって多くの会社を自分の経営する傘下に収めていくようなものです。
そうした発想で物件購入に臨むようにすれば、従来とはまた違った楽しみ方が生まれるかもしれません。
自分は不動産投資を行なうと同時にM&Aをいくつも行なっている・・・と解釈すると、経営者としての意識も高まるかもしれないですね。