人は誰しも自己肯定感/自己重要感を持っているので、自分が失敗するなんて恥ずかしい、みっともないことだ・・・と思ってしまいがちです。
その結果、一般的には「失敗を恐れ」、「安全策を選択し」、無難な道・方法をとろうとします。
100のうち99がうまくいって、うまくいかないのは1だけだとしても、不思議とその1のほうを意識して一歩踏み出すことを躊躇したりします。
たとえるなら、スカイダイビングやバンジージャンプなどで安全だと頭で何となくわかっていても、どうしても怖くて飛び出せない・・・ようなものです。
ビジネスでもプライベートでも失敗する可能性はまったくゼロではありません。
もちろん失敗するリスクは孕(はら)んでいます。
でも、それを怖れすぎるのはちょっともったいない人生になると思います。
なぜなら、人はそうした失敗を糧に成長していくものだからです。
失敗に関して言えば次の2つの点が重要です。
1.致命傷になる失敗をしないこと
2.失敗を失敗で終わらせないこと
失敗を怖れて大切な次の行動を止めてしまうことは本当にもったいないことです。
失敗にこそ「成功のヒント」がある!・・・と強く信じることも大切です。
ビジネスでは、経営を安定化させるだけではダメで、安定化させつつも挑戦していく姿勢が大事です。
外部環境の変化に柔軟に対応し、時には軌道修正をして、利潤の追求と理念の実現を目指し続けることが経営リーダーには求められています。
多少の失敗は恐れるに足らず・・・の精神で、ただし、上記2つの観点は忘れずに挑戦することが大切だと思います。