複利100%で40日経つと・・・?

中東の寓話です。

国の危機を救った将軍に王様がご褒美を授けることになり、こう言いました。

「何でも好きなモノを望むがいい」

すると、将軍は少し考えてこう返事しました。

「それでは今から40日間、毎日小麦を頂戴したいと思います。今日は小麦を1粒、次の日は倍の2粒、その次の日は倍の4粒・・・と毎日連続して計40日間小麦をいただければそれでありがたきに存じます」・・・と。

王様は、小欲な願いだとカン違いしてすんなり了承しました。
そして早速その日の分 「小麦1粒」を渡し、翌日、小麦2粒を渡しました。

・・・不幸なことに、王様は前日の2倍の小麦の粒を将軍に渡すことが「日利100%の複利効果」を生むことに気づかなかったわけです。

そして「40日間」を甘く見てしまったわけです。「たった40日間しか」ではなく、「ナント40日間も!」だったわけです。

40日後にはとんでもない数字になることに王様は気づいていませんでした。

当初数粒だった小麦は20日後には524,288粒となり、30日後には536,870,912(=約5.4億)粒となり、40日後には549,755,813,888(=約5500億)粒となりました。

その総量たるや、国の富みをはるかに超えるものとなり、王様は将軍に国のすべてを差し出すことになった・・・という話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

算数の話ですから、別にトリックがあるわけではありません。それほど複利効果はスゴイ! ということです。

大事なポイントは、本質をとらえて長い目で未来を見据えているか、それとも何も深く考えないで目先のことしか見ていないか・・・という点です。

小麦を「日本円」に置き換えて、お小遣いを1円あげるところからスタートすれば、40日後には約5.4億円のお小遣いになっているのと同じです。

人生も、ビジネスも似たようなものだと思います。

問題は、その利率です。さすがに毎日前日比100%の割合で増えていくことはないと思いますが、それでも 「継続すると忘れた頃にとんでもない数字」に膨れあがっているものです。

私は、日々0.2%の成長を! ・・・といつも言っています。

それでも、360日後には今の2倍の自分がいることになります。

■参考:過去ブログ
『1日0.2%の成長でも・・・』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11098341749.html

『0.2%の成長と0.1%の衰退』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11580651569.html

複利と継続(繰り返し)にはものスゴイ力が宿っていますね。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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