守・破・離と派手

「破手」にはこんな物語があるそうです。

戦国時代に石村検校(けんぎょう)という人が三味線用に新しい組曲をつくり、それが大ヒットし後に三味線の曲の定番スタイルになったとか。

 

だが、元禄時代になるとそれはもう古臭いとされ、柳川検校という作家がもっと賑やかで面白い三味線の曲をつくったそうです。

そして、そのときに従来の定番曲を「本手(ほんて)」と言って、新しい曲を「破手(はで)」と言ったとか。

 

それがいつしか三味線以外の分野でも、賑やかで新しいものの総称を「破手」というようになり、やがて「派手」になっていった・・・という話です。

 

・・・・・・・・・・
何かを学び、身に付けるとき「守破離」という概念が重要視されます。

 

最後は「離」という段階に至るわけですが、この「従来のやり方にとらわれず、新しい手を生みだし一流化する」という意気と覚悟が「破手・派手」にも込められているのかもしれません。

 

何事も「成し遂げる」のは立派ですが、「成し遂げ続ける」ことはもっと立派です。

 

自らの中に「派手」に相当することを見出し、自身を向上させて成長させるという高い意識付けをしておくと良いと思います。

 

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