サラリーマンは自分の上司を選ぶことができません。
初めて自分の上司となった人が、はたして能力的に優れている人なのかどうか?
社内で評判が良いのか悪いのか?
部下育成のスキルに長けた人なのかどうか?
人間的に良人格者なのかどうか?
・・・など、最初は何もわからないことだらけです。
時間をかけて自分で探っていくしかないし、その結果、仮にとんでもないダメ上司だとわかっても部下である自分の力では上司を替えることなんてできません。
もし、ダメ上司の下についてしまったなら、そのこと自体は早く諦めてそこから先の次善の策を講じる姿勢が大切です。
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上司のデキが悪かったら必然的に上司に何かを頼ることは制限されます。
早くそれを認識し、自分が上司の仕事をマスターしていくつもりで働くと良いと思います。
極端に言えば、上司が居なくても自分が上司の役割を果たすくらいの高い次元で当事者意識を持つとその後の視界が広がります。
そして、何よりも「それはそれで一つのチャンスなんだ!」と認識し直して理解することが大事です。
ある意味では、自分に与えられた試練であり、チャンスである・・・と前向きに解釈し、そうした意識で働くようにしていくと、必ずどこかで自分の境遇は改善されていきます。
不思議と見ている人がいるもので、一生懸命に影の上司役として働く自分に陽を当ててくれる人が登場するものです。
実際、デキる部下はいずれ伸びていきます。
また、反面教師・・・という言葉もあります。
大事なのは、どんな境遇・事柄・出来事であってもそれを自分の成長の糧としてとらえ、自分自身が決して腐ることなく生きていく姿勢を持ち続けることです。
そうすれば必ず道は開けると思います。