子どもは「お金」のことに関して無頓着です。
学校で「金銭教育」も受けないので、ずっとお金のありがたさや、稼ぐことの難しさなどを知らずに育ちます。
そして、いつかどこかでそうしたことに気づいたときから一種の不安感に悩まされるようになります。
その不安感の主な原因は「お金を十分に持っていないこと」にあります。
社会に出てアルバイトなり正社員なりで「働いてお金を稼ぐ」ようになると、「お金の力は給料の高さから得られる」と信じこむようになります。
そうやってひたすら働いてキャリアを積み、安定した職、昇給、各種手当を大切にして生きていくようになります。
ところが、そうしたことによって本当の経済的安定がもたらされることはなく、稼げば稼ぐほどお金を使い、結局は自転車操業と変わらない状態になって、今月働かなければ来月の生活費はナシ・・・という負のスパイラルに陥っていくのですが、残念なことにほとんどの人はそのことに気づきません。
早くそのことに気づくことが大事です。
そして、そこから抜け出すことが重要です。
キャッシュフローを生み出して生活を支えてくれる財資産を持つことが大切です。
自分の身体だけが資本だと、どこかで必ずいき詰ります。
長期的にキャッシュフローを生み出してくれる財資産を手に入れることを目標にして、生き方・哲学をちょっとだけでも変えていくと良いと思います。
そうすれば、やがては「お金への不安感」は消えるか少なくなっていると思います。
むしろ、「お金への安心感」と「自信」が手に入っていると思います。