2024年以降、非課税の投資制度である「つみたてNISA制度」が拡充されます。
国は(株式)投資へ資金を誘導しようとして、国民向けに一種のタックスヘブンを作ったようです。
個人投資では長期の運用が可能なので、機械的につみたてNISAやiDeCoを活用して株式のインデックス投資信託を購入していくのも手です。
市場の平均株価に連動するインデック投資信託はアクティブ投資信託よりも手数料が安く、長い目で見ればアクティブ投資信託よりも儲かる可能性が高いとも言われています。
「長期」「分散」「低コスト」は、投資で損をしないために必要な概念です。
株式投資では、市場が大暴落すれば資産価値が半分以下になることもあり得ますが、それはあくまでも株式を売却して現金化したときの話であり、売却しなければ特に何も変わりません。
売却しなければ利益も損失も確定しませんから、その考えを堅持できるなら、市場が暴落しても問題はありません。
逆に、市場が暴落したときは株を安く買えるチャンスと捉えることもできます。
NISA制度の拡充によって日本に資本家が増えるかもしれません。
資本家を批判したり、攻撃したり、嫉妬心から抹殺するのではなく、少額で構わないので自分自身で実際にやってみることで自ら資本家となる意識を持つと良いと思います。
そうすれば少しは資本家の気持ちを理解できるようになると言えます。
よくわからないモノには手を出さない・・・という原則は大事ですが、それなりに勉強をして理解度を深めたうえで実際に試しにやってみる・・・という姿勢はもっと大事だと思います。