経営は長期戦であり、長期にわたって生き残ることが最重要です。
そのため、経営者には「戦略」を練る力が求められます。
ビジネスにおける「戦略」というのは「いかにして自社の事業領域を発展させるか?を考えること」であり、一つの切り口が「ライバル(相手)の弱点に自社の強みで対抗する」、ということになります。
それには
1.ライバルが誰なのか知ること
2.ライバルの弱点を知ること
3.自社の強みを知ること
4.3が2に勝ることを確信できること
・・・が大事です。
これができていないと、結局戦略なきビジネス展開となり、ライバルとの経済競争に遠回りしてしまいます。
当てずっぽうで経営をしていたのでは、他社との競争に勝つか負けるか?生き残れるか生き残れないか?がはっきりしなくなり、先を読むことも難しくなります。
ガムシャラに行動すること/経営することも大切ですが、そこに戦略が何もないと結局行き当たりばったりの一か八かの経営になってしまいます。
それでは上手くいくものも上手くいくハズがありません。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦は、個人の飛び込み営業レベルでは認められても、会社の経営という大母体では通用しません。
リスクが大きすぎます。
なぜなら、経営には資金が必要で、上手くいかない経営をして資金を枯渇させては元も子もないからです。
戦略なき戦いは原則として短期に留め、長期戦は常に戦略を持って臨むべし・・・が大事ですね。