株式投資でも株式投機でも、一番重要な大原則は「余裕資金を投じる」ということです。
最悪なのはすぐに使う予定のあるお金を一獲千金を夢見てエイヤッ!と投じてしまうことです。
すぐさまそのおお金が必要となり、工面ができないために消費者ローンなどに手を出すハメになります。
生活費を投資・投機に充てるというのもNGです。
ところが、一般投資家の中には生活に必要な資金で株式投機を始めるという愚策に手を出す人も少なからずいる・・・と言われます。
本当に怖いことだと思います。
中には、借金をして儲け話に手を出す人もいるとか!
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生活資金でなくても、株安トレンドが相場を覆い、自分の購入した株がどんどん値下がりしていくと本当に精神的に辛くなります。
耐えきれず、損切りしてしまう人もいますが、名のとおり「損切り」は結局「損をする」ことを言うので、つまりは資金の減少を意味します。
子どもの教育費、旅行資金などのために、せっかくコツコツと貯めてきたお金を投機に費やすと、赤字のまま損切り(売却)せざるを得なくなり、大損するということもありえます。
投資・投機というのは、向こう5年や10年は使う予定のないお金を元に行なって、少なくとも家計に影響を及ぼさないお金でやることが重要だ・・・と昔からよく言われることですが、これは本当にそのとおりだと思います。