
『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人: 格差社会を生き抜くために決して損しないお金の使い方 お金の教養シリーズ』
お金を使うことは簡単ですが、その使い方を誤るとそれから先はお金を使えなくなります。
お金は稼ぐことも難しいですが、「適切に使うこと」はさらに難しいとも言われます。
お金を「使う」ことが難しいのではなくて、お金を「適切に使うこと」が難しいわけです。
本書では、そうしたお金の適切な使い方についてビジネスマン流の発想・考え方を解説しました。
どんな国も最初は小さな国家からスタートします。
やがて大きな国になっていくと、弊害やひずみが生じてくると言われます。
大きな国になると、それまでとは違って「税金を納める人」の数・金額よりも「税金を使う人」の数・金額のほうが多くなってしまうことが特徴的な弊害です。
税金(お金)を使う人の数・金額のほうが多くなると、算数で考えても国家の存続が難しくなることは必至です。
かつてローマ帝国が滅んだ原因にはこうしたこともあると言われています。
企業でも「売上を上げる人」の数・金額よりも「売上を使ってしまう人」の数・金額のほうが増えてしまうと、その規模や期間によっては倒産という憂き目にあいます。
家計でも「収入(=入ってくるお金)」よりも「使うお金(=出ていくお金)」のほうが多くなると当然ですが破綻してしまいます。
お金を使うことは簡単ですが、その使い方を誤るとそれから先はお金を使えなくなります。
お金は稼ぐことも難しいですが、「適切に使うこと」はさらに難しいとも言われます。
お金を「使う」ことが難しいのではなくて、お金を「適切に使うこと」が難しいわけです。
本書では、そうしたお金の適切な使い方についてビジネスマン流の発想・考え方を解説しました。
人間が幸せな生活を送るために、お金はなくてはならないものの一つです。
本書から適切なお金の使い方のヒントを得られて、安泰な家計づくりに役立ててもらえれば幸いです。
目次
はじめに
第1章 「支払う」でお金を使う
1.お金の使い方の種類
2.お金を「使う」ことで人は幸せを感じる
3.「支払う」ということは「買う」ということ
4.「お金があるから」でお金を使うのはNG
5.商品は値切ってもサービスは値切らない
6.お金を支払える自分に酔わない
7.心でお金を使う
第2章 「支払う」こと以外でお金を使う
1.何も買わなくてもお金は出ていく
2.モノ→経験→健康
3.生命保険にお金を使う
4.株式投資と不動産投資
5.株式投資にお金を使う
6.不動産投資にお金を使う
7.お金を使って時間を買う
第3章 「借金して使う」
1.借金の正体とは?
2.借金返済時のルールを知っておく
3.お金を借りられることはありがたいこと
4.サラリーマンの特権
5.ケチでも浪費家でもないお金の使い方
6.家計破綻を防ぐ2つのルール
7.子どもに遺すお金の意味
終わりに
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