天の時、地の利、人の和

何かを為し遂げて成功するには「天、地、人」の3つの条件を満たすことが大切だという考え方があります。

「天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず」

とは「孟子」に出てくる言葉です。

「天の与える好機も土地の有利な条件には及ばず、土地の有利な条件も民心の和合には及ばない」という意味です。

「天の時、地の利、人の和」とよく言われます。

人の和ということはつまり「時代に乗る」ことで、別の言葉で言えば「タイミング」です。

たとえば、自撮り棒が大ヒットしたのも今の社会趨勢が後押ししてくれたからで、約30年前にミノルタカメラで発案されたときにはまったくヒットしませんでした。

そのときは、まだタイミング(人の和)がよくなかったわけです。

日本のアニメ・マンガは今でこそ海外で人気が高いですが、かつてはアメリカ風の描写になっていないことで人気薄だった時代があります。

出来事は一つでもそれをどうとらえるかは人の価値観によりますし、その人の価値観は時代背景によって変化するものですね。

早すぎた天才・・・という言葉もあるように、どんなに優れていても時代という波に乗ることができなければ流されて埋もれていきます。

それもまた、世の理の一つです。

もしも、今思ったようにうまくいかないことがあるときは、時代を先取りしすぎてしまったのかもしれない・・・と自分の早熟な才能に気づくことも大切です。

そんなときは「天の時、地の利、人の和」が揃うのを待つ・・・のも手ですが、受け身の姿勢で待てるほど人生永くありません。

自ら動いて「天の時、地の利、人の和」を揃えるように努めることが大事でしょうね。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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