新型コロナウイルスの蔓延は、結局のところ私たちの日常を変化させ、経済的にも社会的にも大きな影響を与え、人々の不安を増大させました。
笑い話のようなことですが、新型コロナウイルスが出始めた頃は何をするにしてもアクリル板やつい立で他人との距離をとり、マスクを常時つけることが求められていました。
今や、コロナウイルスが出始めたころとは比べ物にならないほど感染者(陽性者)が増え、その数も何十倍~何百倍にもなっているにもかかわらず、アクリル板やつい立が撤去された中で人々は社会活動を行なっている・・・という動きがあります。
その可笑しさに気づかず、いつもいつも「与えられた今の状態が当たり前だ」という錯覚をしていると、人生がいつのまにかおかしくなっていくかもしれません。
そうしたワナに嵌らないように時間軸の流れを掴んで矛盾や原因と結果などに留意したいのです。
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それにしても、コロナ禍によって無力感や自信の喪失を生み出して「自分では決められない」という状態に陥ってしまった人が多いと思います。
周り/誰かが決めてくれないと自分だけの決断では行動できない・・・というパターンの人です。
自立することを放棄し、誰か(何か)に依存して生きる・・・という姿勢は危険です。
人は自立し、多くのことを自分の決断で決め、その代わりにその結果責任を負う・・・という社会の構造から外れてはいけないと思います。
自分の人生は自分で決める!・・・自分でコントロールできることを意識を向け、コントロールできないことを無理にコントロールしようとしない!・・・という姿勢を貫くことでコロナ禍でも幸せな人生を掴んで楽しく生きていきたいものですね。