自分の部屋でビジネス書ばかり読んで勉強している人と、ちょっと勉強してすぐに実行動に移して実際に商品を売ってお客と向き合っている人とではどちらが早く「稼ぐ」ことに近づくか?
・・・と言えば、もちろん後者です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有名なクイズにこんなのがあります。
電線にスズメが10羽止まっていました。
そのうち9羽が飛び立とうと思いました。
・・・さて、今電線には何羽のスズメが止まっているでしょうか?
答えは「10羽」です。
なぜなら、9羽のスズメは「飛び立とう」と「思っただけ」で実際に飛び立ったわけではないから・・・です。
どんなに「思って」も、実行動に移さなければ「思っていない」のと同じです。
同じく、どんなにビジネス書をたくさん読んで勉強しても実践に移さなければお金は稼げません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外国語を覚えてからその国へ行こうとする人よりも、完璧に(あるいはまったく)しゃべれなくてもその国に行ってしまう人のほうがその言語の上達は早いです。
自分に実力がついてからやろう・・・と言っていたら、結局いつまで経ってもやれません。
・・・と言うか、やりません。
案ずるより産むが易し・・・です。
「起業家や経営者としての実力が身についてから起業しよう!」という人がいます。
実力は机上の勉強で身につくものではないですね。
実際に試行錯誤しながら「やってみる」ことで身につきます。
もちろん、お金を失うかもしれないというプレッシャーやリスクはあります。
でも、そうした中でしか身につかないし、やってみない限り成長することはありません。
本を読んだだけでは泳げるようになりません。
多少の勉強は必要としても、実際にプールに入って体を動かさないことには「泳ぎ」を体得することはできないですね。
商品の完成度にまだ不満がある・・・と言っていたらいつまで経ってもその商品が店頭に並ぶ日は来ません。
まだ中途半端な状態だったとしても、さっさと世に出して実際にお客さまに買ってもらい、意見をたくさんもらって改善・工夫することが結局は近道になります。
結局は行動を起こす「勇気と決断」が常に大切・・・だと思います。