人材育成で重要な3点とは?
- 2015/9/7
- ビジネス・経営
- リーダーマインドセット, 企業の発展, 採用→研修教育→評価, 経営者
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会社では、社員の育成にお金や時間をかけることは大切なことです。
それを怠っている会社に未来はないと思います。
そのとき、「人材育成では都度確認をすること」という一種の評価制度が必要です。これは会社によってそれぞれ異なって構わないのですが、キチンと用意しておかないと成立しないので経営リーダーはそうした認識を持つことが必要です。
そもそも、社員は「採用」されて入社します。
その後、即業務に就いたとしても毎日の仕事を通して「教育(研修)」されて仕事を覚えていきます。
そうした過程で、その社員を適切に「評価」してあげることで、さらにモチベーションを高めたりスキルを磨いたりすることにつながります。
したがって、本当に良い人材に育てようと思ったら、採用・研修教育・評価の3つは外してはいけない概念だと思います。
言い換えれば、良い人材を採用し、その人材に良い研修教育を施し、その人材の仕事を適正に評価する・・・ということです。
残念ながら多くの会社ではこの3点すべてに意識を強く置いてマネジメントを行っていません。
かろうじて「採用」はしているものの、極端な場合「誰でもいい」といった投げやりな採用になっている会社もあるかもしれません。
スタートで方向を間違うと、行き着く先のゴールは必ず間違ったままで、本来求める地点には行けないものです。
中には、まったく人を育てる気がない経営者もいたりします。
また、評価制度がないということは、社員にとって羅針盤がないようなものですから、何をもって頑張ればいいのかわからなくなります。
先の見えない状態で仕事をしていてもつまらないだけですね。
企業は経営トップの器を越えて大きくはなりません。
つまり、企業が伸びるのも伸びないのも経営者次第だということです。
発展継続を願うのなら、原則として「採用→研修教育→評価」の流れは忘れてはいけないと思います。