
リーダーは「効果」を求め、マネージャーは「効率」を求める傾向があります。
養老孟司氏は、「効率的かどうか、経済的かどうか・・・といった物差しで人生を測る人がいるが、生きることはとても非効率的だし、非経済的なものだ」ということを言っています。
苦労して大学に入っても、大学時代に学問の追求をする学生はほぼ皆無(皆遊んでばかり)だから行っても意味がない・・・といったことをいう人がいます。
ある意味ではそのとおりですが、でも、逆に、大学時代に数々の「無駄を学ぶ」と考えれば、それが後の人生に大いに役立つとも言えそうです。
わざわざ調理をして、時間をかけて豪華で美味しい食事をしても、結局は吸収されないものを排出するのだから、食事ではなくサプリメントで十分だ・・・といったことを言う人もいますが、そこで大切なのは「結果のみではなく、結果とそこに至るまでのプロセスを重要視する(楽しむ)」という発想だと思います。
「結果のみ主義」だと、「人はどうせ死ぬのだから生まれてくる意味がない」とか「サッサと死ぬのが良い」といった極端すぎる話になると思います。
赤ちゃん → 幼少期 → 青年期・・・と人は順に成長していくものですし、一足飛びに結果まで行ってしまうのはうまくないと思います(それぞれの時期でしかできないことがたくさんあるので)。
ただ使うだけのスマホや車などは、効率や燃費だけでも良いのかもしれませんが、そうは言っても、たとえば車に対して愛情のある人は燃費が悪くてもわざわざ自分の好きな車に乗るものです。
わざわざカスタムした車に乗る・・・、わざわざ車ではなく自転車で旅に出る・・・、わざわざ飛行機ではなく船に乗って時間をかけて目的地へ旅に行く・・・など、人生にはそうした例が多々あります。
喜びを大切にしている人は「わざわざ時間とエネルギーとお金を余分にかけて」生きているのかもしれません。
逆にいうと、「効率の悪いこと/経済的ではないこと/不確かなこと・・・」などの中に身を置くことで人生の新たな喜びが見つかるのかもしれないですね。
























