
私が「儲けたいなら金(ゴールド)を買って多少の上下は金にせず、じっと10年くらいはじっと保有しておけば良い・・・」と言ったのは今から20年以上も前のことですが、実際、金(ゴールド)は値上がりし続けています。
私は株や金(ゴールド)などへの興味はすでに失せ、「投機から投資へ」の意識で生きることにスイッチしてきました。
ここに冷静な問いがあります。
金(ゴールド)であれ、プラチナ・銀であれ、はたまた暗号資産であれ、そうした投機対象物は購入してから今日までに自分にいかほどの利潤をもたらしてくれただろうか?
おそらく「ゼロ円」と答える人がほとんどだと思います。
なぜなら、そうした投機対象物が利潤をもたらしてくれるには条件があり、
1.売却して
2.売価が購入価格を上回っているとき
だけだからです。
金(ゴールド)を購入して、その後どんなに実勢価格が値上がりしてても、実際に売却するまでは「絵に描いた餅」です。
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たとえば暗号資産/仮想通貨と呼ばれる類のモノであれば、
Q.その「コイン」は何らかの利益を生んでいるのか?
Q.どんな企業や国家がその裏付けを保証しているか?
Q.そもそもその「コイン」はなぜ価格が上がるのか?
こんな質問を自分に投げかけて冷静に考えてみることも大切です。
暗号資産には、「利益」も「売上」も「配当」もありません。
儲かる理由はただ一つ。
「誰かが、あなたより高い値段で買ってくれること」。
つまりは価値の裏付けがない「信仰」に頼る取引に過ぎません。
価値の裏付けとなる生産活動が存在しない以上は価格上昇を説明できる合理的根拠に欠けます。
価格の変動は、「誰かがより高い値段で買ってくれるかどうか?」という、純粋なギャンブル構造に依存しているわけです。
そのため、価格変動の説明は、常に事後的・感情的・推測的です。
投機/ギャンブル構造では、「値上がりするという信仰」が理由となり、その信仰が裏切られた瞬間に価格は暴落し、目も当てられなくなります。
そこに存在するのは「富・資産」というよりは「不確実性」だと思います。
勝つのは常に他人より情報が早い人で行動が早い人です。
私は金(ゴールド)も仮想通貨も買いませんが、その代わり「持たざる者の特権」として毎日枕を高くして安眠できていますし、それで十分幸せだと思っています。
























