韓国では朴大統領を巡って大騒動になっています。
原因・・・理由・・・きっかけ等はいろいろあると思いますが、一つに「公明正大ではない(なかった)」ということがあると思います。
国民から見れば「公平ではない」し、「平等でもない」と映ることがあまりに多すぎて、怒り心頭なのだと思います。
公平とはスタートで対等なことを言い、平等とはゴールで対等なことを言います。
■参考:過去ブログ『公平と平等の違い』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11175183630.html
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公平でも平等もないがゆえに生じることの一つに「貧富の差」があります。
韓国でも、結局これが背景にあるために国民の不満が噴出しているのだと思います。
この「貧富の差」が生じてしまう原因の一つが「情報の差」です。
韓国では、まさにこの「情報」を不適切に得た者がいて、それとともに不適切な権限を有するようになり「富める者」として君臨していたことを国民は怒っています。
情報の差が貧富の差につながるということは、言い換えれば極秘のの情報を持つ者ほど物事を優位に進めることができ、富と権力を手にしやすくなる・・・ということです。
多くの人は、そうした「情報格差が存在することで経済的格差が生じてしまう・・・という情報」すら知らない・・・わけで、既にそのレベルでの貧富の差が生じています。
視点を変えて言えば、世の中には儲かるチャンスがたくさんあるのに、それを知ることができない・・・気づく感性を持ち合わせていない・・・という人は多く、そのために日々の生活費用に困ったり、人生を辛いものにしている人がいます。
ある意味では、もったいない生き方をしているとも言えます。
情報だけが貧富の差を招くわけではありませんが、情報の差が貧富の差を大きく広げてしまうことは確かだと思います。
無知は罪・・・であり、知っているか知らないか?の違いでしかなくても、やはり「気づく」「知る」ということは大事なことだと思います。