私は投資信託には興味がありません

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世間にはいろんな金融商品があります。

大きく2つに分けるとすれば、自分である程度コントロールできる商品と、自分ではほとんどコントロールできない商品とに分けられます。

世の中には自分の意思ではどうにもならないことはいくらでもありますから、そうしたことにいちいち腹を立てていたらキリがありませんが、せめて自分の意思でコントロールできることは自分でコントロールするように努めたほうが良いと思います。

金融商品で言えば、投資信託などは自分でコントロールができない商品の代表例です。

私は、大学生の頃に投資信託を買ったことがありますが(今から30年以上も前です)、思ったほど残高が増えず、よくよく考えてみれば自分で株の売買をしたほうが儲かることに気づき、自分でコントロールできない投資信託は合わないな・・・と思ってそれ以来投資信託には手を出していません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は知らず知らずのうちに他人を当てにして生きてしまうのかもしれません。

子どもの頃は親や学校に依存し、社会に出れば会社や上司に依存し、結婚すれば配偶者に・・・老後は政府に依存する、という傾向の人は多いと思います。

でも、他人とは所詮他人の関係です。

家族であっても自分の思うとおりには動いてくれないし、物事は自分が望むとおりの未来になるとは限りません。

・・・むしろ思いどおりにならないことのほうが多いと思います。

すると、人はイライラしたり、怒ったり、嫉妬したり、愚痴をこぼしたりします。

でも、どんなに怒ってもたいていの場合結果は変わりません。

・・・・・・・・・・・・・

投資・投機・ギャンブル等のお金の世界では、基本的に誰もが「自分の儲け」を優先して考えています。

自分の大切なお金を他人に預けても、その人が自分のために最善を尽くすことはまずなく、その人なりの優先順位で処理されていきます。

言えるのは「自分のお金の運用を他人に任せるのは得策ではない」・・・ということです。

投資信託のリスクはパンフレットに小さな文字で目立たないところに書かれていたりします。

営業トークではリターンのほうばかり強調して話され、リスクについてはサラッと流されがちです。

投資信託を購入するということは、極端な事を言えば「自分では何もせずにすべての運用を他人任せにして儲けようとする」ことです。

・・・だから・・・結果として大切なお金を減らし、最悪の場合失うこともあります。

お金は欲深い人間からは逃げていく・・・とも言われます。

もちろん投資の参考意見として専門家の声を聞く/情報を得ることは大切です。

でも、他人から情報を得ることと、他人にお金の運用を任せることには雲泥の差があります。

そうした考えで私は「投資信託」という商品には興味がないし、手を出さないことにしています。

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