仮に年間の生活費に400万円が必要だとします。
多くの人は、会社に就職して給料とボーナスをもらってこの400万円を得ようとします。
足りなければ奥さんがパートに出て働くか、自分が休日にアルバイト(副業)をして賄おうとします。
それで目先的には何とかなりますが、来年もまた400万円を稼ぐことが必要で、再来年以降もずっと同じことが続きます。
では、この400万円を「投資からの収益」で賄うことができたらどうでしょうか?
投資からの収益であれば、自分が働くことも奥さんが働くことも必要なくなります。
もし、働いて稼ぎがあれば、それは投資からの収益400万円にプラスしての収入という見方ができます。
働いた稼ぎ(収入)に加えて投資で得た収入・・・・・・と考えるのではなく、投資からの収入に加えて働いた稼ぎ(収入)という発想がポイントです。
「投資からの収入」を一家の金銭面における大黒柱にして、自分が働いて会社からもらう給料・ボーナスは副業的なものだ・・・と理解すると、世間の見方が変わってくると思います。
投資からの収益だけで必要な生活費用をすべて賄うことができたなら、自分も家族もいつでも労働(就労)から解放されます。
それを実現できるのが「不動産投資」です。
もちろん、一朝一夕ですぐにはできません。
仕組みを作るのには時間が必要です。
でも、それをキッチリ数字で計算し、計画を立てて、確実に実行していけば、いずれ実現する日が必ず訪れます。
「今の段階」では、生活費を切り埋めて貯蓄に重きを置くようにする必要があるかもしれませんが、長い人生の中で見ればそうした時期は短いものです。
自分は何歳までにいくらの金融資産を保有して、労働(就労)から解放されるように計画を練るか?
自分はどんな人生を送りたいと願い、実際そうすることを強く意識して実行に移すか?
こうしたことをキチンと計画して、実行する人が世の中にはいるものです。
今から約9年ほど前の私には、会社からの給料・賞与以外の収入源はありませんでした。
当然、家賃収入はゼロでした。
でも、9年前に不動産投資の将来性・安定性に気づき、まずは一歩踏み出して東京都内に中古マンルームマンションをローンを組んで1戸購入したことから私のその後の人生は大きく変わりました。
あのときに、不動産物件を買っていなければその後は「手持ちの現金」は増えていたかもしれませんが、でもその現金はそれ以上増えることもなかったと思います。
最初の一歩は小さな一歩で、ローンを差し引くと毎月の手取り金額は実質1万円にも満たないくらいの微々たるものでした。
でも、そこから始まって徐々に件数を増やしていき、今年の初めには41戸の投資収益物件を持つにまで至りました。
1戸当たり1万円に満たない収益のモノもあれば、4万円を越えるモノもあります。
合わせれば、日々の生活を補うのに十分な金額です。
そうしたおかげで、今ではすっかり労働(就労)とは関係なく生活を組み立てることができています。
そこで増えたお金でまた物件を買えば(あるいはローンを返済していけば)リスク無しで規模を拡大できるという好循環になることも知っています。
不動産投資を始めて約9年が経ちますが、仕組み自体を構築することができたのはわずか2年でした。
その時間を待つことができるかどうか?
ほんの数年もすれば、会社の給料の代わりどころか、かなり余裕を持った生活をしてもまだ余るほどの収入を得ることができるようになれるのが「ビジネスマンの不動産投資術」だと思います。
まあ、他人と比べる必要はないし、自分の道を自分のプラン通りに歩んでいけば良いだけです。
何が幸せで、どう歩んでいきたいのか、またそのためにお金はいくら必要なのかは人それぞれです。
生活費のすべてを投資の収益で賄えるとしたら、そこで空いた時間を自分の好きなように使えること(=自由)という構図を多くの人にも活用してもらいたいと思います。