たとえば、今年いきなり年収を600万円アップさせる!・・・と言っても、それは肌感覚で無理だと誰でもわかります。
でも、設定金額をその1割に定めて「今年の年収を60万円アップさせる」だとどうでしょうか?
これでもかなり難しい/無理だという気がするものですが、その一方でこれを「1ヶ月に直すと5万円か!」・・・と気づけば、どこかでアルバイトをすればできないこともないかな?」と思えるかもしれません。
さらに9割下げて「今年は年収を6万円アップさせる」に設定し直すと、かなりの人が「まあ、それだったらできそうだ・・・」と感じられると思います。
1ヶ月に直すと「月に5千円アップ」であり、月に5千円というのは肌感覚で十分に実現可能な金額だからです。
それくらいなら、何かをすれば(単純にアルバイトでもすれば)できそうだ・・・と思う人はかなり多くなると思います。
少し引き上げて「月に1万円」でも何とかなりそうな気がする人は多いと思います。
では「月に2万円」だとどうでしょうか?
この辺から少しずつ見解が分かれ始めるかもしれません。
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一気に多くのこと/大量のことを成し遂げようとすると、そのハードルは高く、人の気持ちもすぐに萎えてしまいます。
頭の中で即座に「絶対に無理だ!」認識し、すぐに「あきらめの境地」に達するからです。
一方で、人は過去の経験則などから、「これくらいだったら何とかなるかも?!」という水準ゾーンをその人なりに抱いているものです。
それを設定して、実際、それに向けて行動を起こすと良いと思います。
1か月に1万円~4万円程度であれば、中古ワンルームマンションを1~2戸購入して賃貸に出せば実現可能です。
これを年に2回実施し(=年収20~50万円アップ)、それを5年繰り返せばそれだけで年収100万円~250万円のアップにつながります。
今、40歳の人も45歳までに年収をそれだけアップできれば、かなり家計は余裕を持てると思います。
今30歳の人も35歳になる頃までの計画で実践していけば、それなりに家計は安泰な状態となって未来の家計は明るいと思います。
今年の自分の年収をいくらアップさせるか?と自問自答してこの1月から実際に行動を起こすと良いと思います。