夏のボーナス時期にもなると、世の中、どこからか不思議といろんな儲け話・投資案件が舞い込んできます。
まともなものもありますが、中には人を騙すことを前提にしたインチキ話もそれなりに紛れていますから注意が必要です。
大多数の儲け話は投資しても資金が増えるどころか、元本すら戻ってこないような案件ばかり・・・と疑ってかかるくらいでちょうど良いと思います。
特に普段付き合いのない「知らないところからの勧誘」については要注意です。
詐欺目的でお金を集めるのはダメなのは当然ですし、自分が知らないうちにそれに加担していた・・・なんてこともあってはなりません。
だから、知らないところからの儲け話は本当によくよく注意しておく姿勢が大事です。
そうしたインチキ相手を見抜けず、自分の大切な資金を安易に出資してしまうと悔やんでも悔やみきれません。
ちょっと冷静に考えれば、「絶対に上手くいくわけ無いだろう」という案件に投資をしてしまうのは、普段から「何かラクして儲ける方法はないかな?」とか「お金が余っているけど何もしないで放ったらかしにしておくのはもったいないな」と思っているからかもしれません。
詐欺を仕掛けたほうから見れば「鴨が葱を背負って来る」と考えているかもしれません。
そんな対象にはなりたくないですね。
あえて言えば、若いときはまだやり直しがききます(時間があるから)。
でも、ある程度の年齢になるともう取り返しがききません(時間が無いから)。
年齢が嵩み心身の堅牢性が衰えて労働市場には再入場できなくなったころに詐欺に引っ掛かると悲惨です。
自分でビジネスを持っていなければ、ある意味で経済的に「ゲームオーバー」を迎えることになります。
そうならないためにも、知らないところから儲け話が舞い込んできたら、まずは誰かに相談することを絶対マイルールとし、決してその場で即断即決をしないことが大事だと思います。