
「3ヶ月もやったのにダメだ・・・」と言う人がいる一方で、「まだ3ヶ月しかやっていないからうまくいかなくて当然だ・・・」と考える人がいます。
後者のほうがデキる人になっていきますし、成長路線を歩める人になれます。
うまくいく人は失敗を失敗と意味づけせず、うまくいく過程の通過点に過ぎないと捉え、特段何も思いません。
うまくいかない人ほど、いちいち失敗を「失敗」という言葉で固定させたがります。
物事をネガティブにとらえるのではなくポジティブにとらえることは大切ですし、そうした習慣を身につけると自然と運気も好転してきます。
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ある(成績の良くない)営業マンの話です。
その人は、あるセミナーで「ダメな奴はダメな奴同士で愚痴を言っている。幸せになりたければ幸せな人の傍にいけ」というアドバイスをもらいます。
その言葉を頼りに、その人は部内の成績上位2人とランチを共にしました。
そこで耳を傾けていると、出てくる言葉の違いに驚いたそうです。
例えば、自分は「あんなの売れっこない」とボヤいていた新商品を、彼らは「今までになかった商品だから新たな販路を開拓するチャンスだ」・・・と言っていたそうです。
何よりも、ランチに話すことは常に前向きで、悪口や愚痴は一切出てこない。
「自分に足りていなかったのはこれだ!」と気づかされたそうです。
→ 物事のマイナスの面に焦点を当てるのではなくプラスの面に当てる・・・。
そのダメ営業マンは、以来ポジティブ思考に頭を切り替えて行動するようになったそうです。
そして、半年後には何と!成績上位者に名を連ねることになった・・・とか。
これはよくある成功者の逸話ですが、でも、実際、こうしたことは現実に起り得ることだと思います。
言えるのは、不平不満や愚痴を言っていると、ネガティブなエネルギーが働き、脳の思考回路はネガティブに陥り、建設的なアイデアが浮かばなくなってしまいます。
不平不満や愚痴は何の果実も生みません。
一方、同じ出来事・物事でもポジティブにとらえて行動していると、その心の姿勢が思考回路を陽転思考にチェンジさせてくれます。
そうした人には明るく、ポジティブな発想をする人が多く集まってきますし、結果として人生もハッピーになっていくと思います。