
昔、現役時代、実年齢はまだまだ若いのに話をしているとどうも年寄り臭いというか、何となくジジババっポイなあ・・・と感じる人がいました。
どうしてそう感じるのか不思議だったのですが、あるとき、ふと気がつきました。
そういう人たちには「新しいモノ・コトに興味・関心がない」という共通点がある・・・と。
たとえば、新しい出会いにワクワクできない・・・としたら、それはもう老化・衰退の始まりです。
文明の利器である新しいデバイス(当時だとPC・スマホなど)にワクワクできない・・・としたら、それはもう仕事で求められない人に成り下がっていきます。
個人的な感想はともかく、ビジネスに絡んだ仕事をしているなら、世間や社会環境の変化についていく姿勢が大事です。
みんなメールでやり取りしているのに、一人で手紙を書いて送っていたら、完全に時間の勝負に負けます(手紙には手紙の良いところもありますが)。
回顧主義者になっていたら世間では置き去りにされるのがオチです。
できないサラリーマン/ダメ上司ほど、そうした傾向があるように思えます。
自分ではそのつもりが無くても、でも、不思議とそうした感性しか持っていない人は何となく滲み出てしまうものです。
なぜ「今という時代」に生き、時代環境に適応していかないのか?
脳が硬化して新しいモノを受け入れる態度を取れないのかもしれません。
新しい知識や概念をインストールすることがイヤになったり、面倒で避け続けるようになったり、凝り固まった古い人脈内だけで過ごそうとし始めたら・・・、それはもう現役を退いて仕事を離れる時期だと思います。
プライベートの世界で生きる分には良いとしても、ビジネス/組織社会の中で仕事を糧として生きるには厳しいものがあると思います。
実年齢は関係ありません。
どんなに定年退職の時期まで年数があるとしても、自分自身が衰えているなら「仕事(=会社の求める需要に応えること)」はできなくなっていると悟ることが必要です。
生活の維持のために仕事を辞することができないとしたら、せめて「長」の付く立場は辞する姿勢がほしいところだと思います。
























