ゴールデンウイークもそろそろ終わりです。
明日からの仕事に戻ることを想うと、気持ちが億劫(おっくう)になる人も多いかもしれませんが、ここで「サボり癖」を身に付けてはいけないですね。
宮本武蔵の『五輪書』にこんな言葉があります。
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす
基本というのは、鍛練を形成する日々の一歩が大切であり、一歩一歩の積み重ねでしか目的地には到達できないものです。
毎日コツコツと行動を積み重ねることは本当に大切で、知らず大きな力・効果を発揮していきます。
積み重ねが、やがて絶対的な差を生んでいくのだと思います。
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しかし、ここで注意すべき点があります。
それはマイナスの積み重ねも、やがて絶対的な負の差となって表れてくる・・・ということです。
その一つの例が「サボり癖」です。
今日は疲れたからいいや・・・
一日ぐらい休んだって構わないだろう・・・
明日に2日分やれば良いだろう・・・
などと言って、今日の地道な活動をサボってはいけないですね。
それが本当に「1日だけ/1回だけ」であれば、また潜在意識は元の成長カーブに軌道修正してくれると思います。
でも、得てしてその1日は1日だけでは済まなくなります。
1回は1回だけでは済まなくなります。
行動が2日に1回になり、一週間に1回になり・・・やがて行動し始める前の自分に戻ってしまいます。
サボり癖がつくと、そのマイナスの地道な「活動」が積み重なって、絶望的な差となって表れてしまいます。
ゴールデンウイークも終わり、明日からまた通常の仕事が始まる・・・という中で、もしこの数日間でサボり癖がついたと思う節があれば、早急に立て直しを図ることが大切だと思います。