帆を立てなければ帆船は進まない・・・と言われます。
洋上では風がいつ、どこからどの方向に吹くのかなんて誰にもわかりません。
でも、そこでわからないからといって帆を立てることをしなかったら、今この瞬間に大きな風がせっかく吹いてきてもそれを活かすことができません。
いつ風が吹くかわからないけど、いずれその時が来る!と固く信じて事前にいくつもの帆船を作っていろんな角度に帆を立てておけば、イザ風が吹いたとき少なくともどれか一つの帆船は風をまともに受けて大きく進むことができます。
どうせ風は読めないから帆を立てても意味がない・・・と諦めたり、帆を立てることを放棄していたなら、理論上は帆船が進むことはありえません。
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未来は誰にも読めません。
でも、だからといってそこで思考をストップさせるのではなく、「いくつもの帆を立てる=いろいろな仮説を立ててしの仮説に基づいた準備をいろいろしておく」ことが大事です。
ビジネスにおいてもプライベートにおいても・・・です。
これからの時代はますますそうした傾向が強くなると思います。