「実感のある目標」を立てられない人が増えているそうです。
なぜ立てられないか?というと、そもそも「自分が何を欲しているのかわからない/自分には将来の夢なんて特にない」・・・といった人が増えているからだとか。
そうした若者が増えることは国の発展や経済にとって決して喜ばしいことではないですし、できる限り先輩諸氏などがアドバイスをして後輩たちに夢と希望・目標設定などを教えてあげてほしいと思います。
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紙でもパソコンのワードなどでも良いのですが、次のことを書き出してみるのも手です。
人生で、嫌なこと、消し去りたいこと(普通は何かしらあるものです)
何でもいいのでとにかく思いつくことを書き出してみます。
この「嫌だな~」という気持ちには確かな実感がこもっているもので、実際に可視化してみると改めて自分でも認識を強く持つことができます。
そして、これをやることで自分の「本心・望みの輪郭」が見えてくるようになります。
つまり、上記に書き出したことの逆を求めれば良いことになります。
それが当面の一つの「夢」となり得ます。
ここまで来たら簡単で、次になすべきことはその夢をいつまでに実現させたいか(=上記に書き出したことをいつまでに解消させたいか)をはっきりさせます。
つまり、期限(納期)を日付で明確化するわけです。
夢+期限で「目標」となります。
抽象的/ぼんやりしたものではなく、はっきりした「実感ある」目標ができあがります。
これを折に触れやってみるのも手ですし、年度の切り替えなどの行事に合わせて実施してみるのも手です。
もちろん、最初から自分の夢や目標を立てている人はそっちを優先すればよいわけで、ここに書いた方法は「今の段階で自分の目標設定ができていない/自分のやりたいことが見つからない」といった人向けの話です。
2022年の12分の1がそろそろ終わりますが、残りの12分の11(=11か月)に向けてここで調整を図っておくのも良いことだと思います。