
昭和のテレビ番組に「スター誕生!」というオーディション番組がありました。
10代の若い子が出てきて歌を歌い、それを観客席で見聞きした大手プロダクション担当者が「この子をぜひ我が社に!」と思ったらプラカードを掲げて意思表示をする・・・といったものでした。
いくつものプラカードが上がった子は、要は歌手の卵として高評価を得たわけで、「磨けば光る伸びしろ大の原石」と認められたことになります。
「スター誕生」から生まれた代表的なスターに、山口百恵、桜田淳子、森昌子(花の中三トリオ)、ピンク・レディー、中森明菜、小泉今日子などがいました。
その後亜種の番組もいくつか出てきましたが、今ではすっかりなくなってしまいました。
プロスポーツでも「磨けば光る伸びしろ大の原石」探しは行なわれています。
たとえば野球ではドラフトという仕組みがあります。
大谷翔平選手など、アメリカ大リーグで活躍する日本人が増え、それが連日テレビやネットでニュースとして報道され人々の目に触れることが多いですが、元を辿れば「甲子園・・・ドラフト会議・・・セリーグ/パリーグ」といった日本独自の仕組みの中から注目されるようになったわけです。
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ビジネスの世界でも、学生の「就職活動」や採用面接といった過程を経て「磨けば光る伸びしろ大の原石」探しが行なわれています。
経営トップは自分の後を引き継いでくれる後継者の選定が頭を悩ませることの一つです。
企業である以上、そこには数多くの社員、アルバイト、パート社員などが在籍しています。
そうした人とその家族の生活を守るためにも会社は業績を伸ばしながら存続していく必要があります。
だから、後継者に期待するのは「自分を超える経営者になってくれる」ことです。
今すぐはどうであれ、将来、光り輝いて会社や社員たちを適切な方向に導いて発展・成長に寄与してくれる人材であることが望ましく、そうした原石選びを担うのが現・経営者の務めでもあります。
この条件を満たしていない人材(原石)を選ぶと、企業の持続的成長は危うくなります。
言えるのは、将来のダイヤモンドを今の原石の段階で見つけることは本当に難しい・・・ということです。
実力、能力、潜在力、人間力など見極めなければいけないこと多々あり複雑です。
誰も正解を知りません。
でも、企業経営者はいつか引退の日が来ますから、後継者探し/選びは避けて通ることのできない道です。
「磨けば光る伸びしろ大の原石」を見つけることは本当に難しいですが、難しいからこそ普段から頭の隅に置いてアンテナを敏感に張っておく姿勢が大切だと思います。
























