ウォーレン・バフェット(=投資会社バークシャー・ハザウェイCEO)氏が人を雇う際は、3つの条件を用いているそうです。
バフェット氏の言葉にこうあります。
「第一が人間としての誠実さ、第二が知性、そして第三が行動力。
ただし、第一の条件が欠けると他の2つはその人を滅ぼす凶器と化す。」
この言葉の「人」を「企業」に置き換えると、投資家がその企業に投資するときの視点にもなりそうです。
(→第一が企業としての誠実さ、第二が知性、そして第三が行動力。
ただし、第一の条件が欠けると他の2つはその企業を滅ぼす凶器と化す。)
別の視点で置き換えれば、消費者がモノを購入するときの判断基準にもなりそうです。
企業としての誠実さ = ブランド力
企業の知性 = 理念
企業の行動力 = 業績
企業としての誠実さはブランドとなり、信頼を生み出します。
この場合のブランド力は「他にない独自の商品性」で、言うなれば「差別化されたオリジナリティー」です。
ウォーレン・バフェット氏の言葉を借りれば、これがなければ、他の2つ(理念・業績)はその企業を滅ぼす凶器となってしまうかもしれません。
企業経営者は、ここからヒントを得て何かを忠実に守る(=哲学・理念をキチンと持つ)ことを意識すると良いと思います。