我が家にはいつの頃からか「電話帳」がありません。
いつから無くなったかもう記憶がありませんが、少なくとも10年以上は経っていると思います。
昔は電話帳で電話番号や各種業者さんを調べるのが当たり前だったですが、今どき電話帳で調べる人なんておそらく相当の高齢者くらいかもしれません。
業者側からすれば、そのお得意様である高齢のお客さまがやがてどんどんあの世へ旅立たれて減っていきますから、電話帳に広告を載せるのはあまり効果がないのかもしれません。
需要なきところにお客さま無し・・・です。
電話帳に連絡先さえ載せておけば、勝手にお客さまが「電話をかけて」問い合わせてくると思われた時代はもう「過去」です。
良い・悪いは別として「現在」の20代以上の世代は専らインターネットで情報収集をして、インターネットを通して注文を出し、インターネットを経由してカード決済をして商品を手に入れます。
いつの世も、稼げないのは時代のせいではなく時代の流れにつていけない自分のせい、時代に取り残された自分のせい・・・です。
売上を左右する要素の一つは商品力ですが、商品力ありきで売上が存在しているわけではありません。
売上を構成するために必要な要素としては、商品力のほかに、やはり集客力と営業力も大切です。
そこにはやはり「変化に適応する」というビジネスの基本を忘れては生き残っていけないと思います。