どこを向いてビジネスをしていますか?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

3月は多くの会社の決算期です。

この時期になると、今期の業績が思ったほど伸びなかった・・・売上や利益が上がらなくて困った・・・という声を多く聞くようになります。

そうした経営者の方にある質問をすると似たような返答が返ってきます。

業績不振の原因は何だと思いますか?

→他社の安売り攻勢がすごかったから

→大手が近くに進出してきたから

→他社の新商品が人気を独占したから

・・・など。

ここで見えてくるのは、原因分析をする際に「他社のことばかりに視点を向けている」ということです。

自社の問題点を洗い出すことをせず、自社が経営不振に追い込まれたのは他社のせいだ!

・・・といった一種の被害妄想的発想です。

言いたいことはわかりますし、事実そのとおりだと思いますが、他社を非難したり責任を転嫁しても、他社のことは自分ではコントロールできません。

自分でコントロールできないことをあれこれ考えても何も進展しません。

他社に自分たちの売上が奪われてしまった・・・と嘆くよりも、自社ビジネスの正当性、順応性、適合性を考えることが大事でしょうね。

政治の世界でも、自分の政党の主張が適切・正しいことを訴えかけることが大切なのに、専ら与党の揚げ足取りをして責め立てる人・政党があります。

与党の評判が下がることで相対的に自分の党が持ち上がることを狙っているのでしょうが、国民を尊重したやり方ではないと思います。

ビジネスも、他社を貶めることで自社が持ち上がるような手法は正攻法とは言えないと思います。

なぜなら、ビジネスは他社へ目を向けて行うことではなく、あくまでもお客さまへ目を向けて行うものだからです。

自社ビジネスの内容は何か?をシンプルに見直したとき、そこには他社という言葉は出てこないはずです。

「外部環境のせい・・・世の中の景気のせい・・・にしてはいけない」とは、よく言われる言葉です。

頭ではわかっていても現実的には実践できていないケースがよく見受けられます。

業績不振の原因を探るためには、

お客さま(ターゲット)選びは適切か?

販売商品の品質は価格と整合性があるのか?

欲しい!と思ってもらえるような特徴あるサービスを提供できているのか?

・・・などお客さま重視でとらえることが大事です。

全然お客さまを見ようとせず、単にライバル会社ばかりを見ていたら本当に業績が落ちていくだけで、ヤバいことになります。

どこを向いてビジネスをしているのか?を再確認してみる姿勢は重要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2020-2-12

    営業でサーヴェイするときに有効な3つの魔法の言葉

    営業活動で、自社商品の説明をひたすら行おう・・・とする人がいます。 もちろん、それがないと営業…
  2. 2020-12-16

    自分の手持ち現金・資産は確実に増えているのだろうか?

    人は成人してお金を自分の力で得るようになります。 ビジネスを行なってゼロか…
  3. 2018-7-6

    見逃しの三振ほどもったいないことはない

    野球ではアウトを3つとれば攻守交替となります。そのアウトの取り方/取られ方にはいろいろありますが、攻…
  4. 2023-7-2

    ふるさと納税は納税というより「寄付」ですが・・・(お金持ちになる秘訣)

    数年前から「ふるさと納税」をしてフルーツなどの返礼品を受け取っています。 先月はサクランボや桃…
  5. 2020-3-25

    【2020年3月株式暴落状態】株価暴落時の株の買い方

    3月の株式市場では上場している株式がほぼ全面安・暴落状態となり、ほんの1ヶ月前と比べると2割~3割ほ…
  6. 2018-9-18

    【必読】不動産投資では賃貸管理会社選びも重要です

    不動産投資は、所有する不動産物件から毎月「家賃収入」を得ていく流れです。その際、所有する不動産物件の…
  7. 2021-6-8

    雇われる立場から脱却する思考回路を持てるか?

    サラリーマンは「仮に今、会社を辞めて同じ仕事に就いたとき、果たして今と同じような生活をしていけるだろ…
  8. 2017-6-28

    「教わる」+「育つ」の発想

    学校の先生をはじめとしていわゆる「教育」に携わっている人の多くは「教育とは教え育てるものだ」という考…
  9. 2023-4-29

    新NISAを無視しないで使いこなす意識を・・・

    「令和5年(2023年)度税制改正大綱」が公表されました。 もともと「NISA」は「資産運用を…
  10. 2020-6-12

    中小企業で上位職に就いている人のカン違いとは?

    会社では、社長をはじめとする経営陣の下に上級管理職層(=部長など)があり、その下に中間管理職層(=課…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る