昼時にレストランに入ってメニューを見たら意外と値段が高かった!・・・ということがあります。
別に値段がいくらでもそのときに自分が食べたいと思う料理を注文すればいいのですが、サラリーマンは自分の1日当たりに使えるお小遣いが決まっていますから、何でも注文できるわけではなかったりします。
まして、後輩に驕る・・・なんてときはなおさらです。
人が何かを選択するとき(=決断するとき)、大きく2つの選択動機があります。
一つは、目的動機です。
つまり、どうしてもそれを選択したい!という強い目的意識が働いている場合です。
もう一つは消去動機です。
つまり、他を消去していったら最後に残ったのがたまたまそれだった・・・という場合です。
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たとえば、新ビジネスをスタートするときは強い目的動機が必要です。
消去動機ではいけないですね。
「しょうがないから~を選ぶ」という消去法では経営をワクワクさせませんし、本気になって取り組むことができませんから、ビジネスがうまくいくハズがありません。
ライバル会社に蹴散らされてお終い!・・・です。
結婚相手を選ぶときだってそうです。
消去動機では結婚後の生活がいずれ破たんすることは目に見えています。
趣味の世界など、人は自分が得意とする分野では比較的目的動機で物事を選択するケースが多いと思います。
幸せ気分に浸るには「~が好きだ」「~(こそ)がいいんだ」「~をしたい」といった自主性を重んじることが大切です。
・・・そうしなければならないと思います。
自分がしたいことをしていれば、少なくとも嫌な気分からは遠ざかっていられます。
(ただ、うまくいくかどいうかわからないのがビジネスの世界ですが・・・)
選択動機を「消去法に置かない」・・・たったこれだけを忠実に守るだけでもビジネスもプライベートも人生は好転していくと思います。