昭和55年(1980年)当時の郵便局の定期預金の利息に驚く・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

私が高校を卒業して一人暮らしを始めた頃・・・昭和57年頃の日本は今と比べればまだまだ発展途上にあるような状態で、良い意味で古き良き時代感が残っていたように思えます。

当時はお金の運用先と言っても庶民にほぼ選択肢は無く、銀行預金・郵便貯金くらいでした。

その代わり利率がすごく高い時代だったので人々はあまり頭を悩ませることなく預金・貯金にお金を預けていたと思われます。

当時の昭和のサラリーマンたちが大きな資産を手元に残すことができたのもこの高い利率によるところが大きく、たとえば昭和55年の郵便局の定期預金金利表を見てみると、複利効果も相まって・・・6ヶ月で6.5%・・・1年で7.12%・・・5年で9.6%・・・10年で11.91%という今では信じられないような数字が並んでいました。

10年で11.9%ということは、10年間預ければ元金は2倍強になって返ってくる、ということです。

実際、私もその恩恵を受けました。

利子にもまた利子がつくのが複利のスゴイところですが、そうやって運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することで利益が利益を生んで膨らんでいく・・・ということが当たり前になっていた時代です。

だから、下手に株式投資に手を出す考えを持つ必要もなく(そもそも株式は購入単位がメチャクチャ高額だったし)、給料の一部は銀行か郵便局に預けておけばいい・・・というわけでした。

そうすれば元本が減ることなくじっと10年経てば2倍超になり、まとまった余裕資金で株や不動産を買っておけば右肩上がりの経済が後押ししてくれてあれよあれよと価値高騰の恩恵を授かれたわけです。

サラリーマンは「定期預金+自社株+退職金で人生一丁上がり」という構図になっていたと思います。

当時はこれによって定年後は悠々自適な老後生活に入っていった人が多かったと思われます。

ところが、今は違います。

日本の定期預金利率は0.1%以下です。

給料がさほど上がらない中で徐々に物価や社会保険料は上昇しているため、サラリーマンの可処分所得は年々減ってきています。

インフレが加速する中ではお金の価値が目減りするスピード・規模以上に高い利回りで資産を運用しなければならないわけですが、それもままならないまま昭和後期から平成・・・令和を迎え、今日があります。

新型NISAなど朗報もちらほら出てきましたが、いずれにしても大切なのは「自己責任の原則の元、自分自身で決定して運用する」ということです。

何も考えないで銀行・郵便局に預けておけばよい・・・という守られた時代は終わりました。

そんな時代を明るく、前向きな気持ちで、自分の力を試せることにむしろ喜びを感じて進む意欲を持てる人になれば、人生は好転していくと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-4-15

    人生、想えば成るものです!

    私は2014年春までは、普通に会社員生活を送っていましたが、50歳の誕生日で会社を退職してリタイア生…
  2. 2020-2-12

    営業でサーヴェイするときに有効な3つの魔法の言葉

    営業活動で、自社商品の説明をひたすら行おう・・・とする人がいます。 もちろん、それがないと営業…
  3. 2018-10-12

    「稼ぐ」→「増やす(投資)」→「増やす(再投資)」

    多くの人が「当たり前」だと思っていることとズレた道を選択するには勇気が要ります。 常識とされて…
  4. 2016-9-28

    「やれたらやります/行けたら行きます」は禁句

    日本人ははっきり断ると角(かど)が立つような気がして、ついつい曖昧な返事をしてしまう・・・とよく言わ…
  5. 2021-5-14

    FIREに学ぶ「支出から割り出す」財資産の金額

    昨年、アメリカでは「FIRE」と呼ばれるライフスタイルが注目され、それに関する本がよく売れたそうです…
  6. 2018-2-12

    反復なくして成果・結果なし!

    お酒を飲むと誰だって多少は酔います。 同じように、いい本やいいセミナーを受けると、「ああ良かっ…
  7. 2019-6-5

    【重要】投資は必ず「頭金」を用意してから行なう!

    金融投資というのは、文字どおり「資金」をまずは「投じて」、後々に「投じた資金以上のお金を回収すること…
  8. 2017-11-16

    事業が不振だった時の事業報告書は要チェック!

    上場企業では、事業年度ごとに必ず決算短信を提出して広く投資家の人の目に触れるようにすることが義務付け…
  9. 2022-8-2

    資産“形成”に必要なもの

    資産を形成するために必要なものは、何と言ってもまずは「資金」であり、次に「時間」です。 &nb…
  10. 2019-6-24

    経営者/リーダー/マネージャーの違い

    経営者もリーダーも時には同じ意味で用いられることが多いですが、会社組織の中で、あえてそれを分けて考え…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る