良いコンサルタントというのは、コンサルティングにかかるお金(料金)を案外と取らないものです。
ただし、タテ前として高い料金を掲げています。
その料金は、ヘンなお客が来ないように出しているだけであって、本当にそれだけとろうと思って出しているわけではないということです。
ヘンな客というのは詰まるところ「料金を値切ることしか考えていない人・会社」です。
料金を値切る人というのは自然と態度に出るものです。
どこで値切る交渉をしようか?・・・と頭の中で考えているうちは、態度に真剣味がなくて目が本気になっていないことが見て取れます。
まあ、それが理解できる人が百戦錬磨の強者なのかもしれませんが、要は見る人が見ればわかるということです。
たとえば、コンサルティングや研修教育などの直接目に見えないサービス提供を求める場合、その料金を「投資」とみなさずに「費用」として扱おうとしている人には、提供する側もそれ以上のモノを渡すことができません。
しないのではなくてできないのです。
求められた「何か」を一時的に提供して終わり・・・となります。
なぜなら、費用扱いされているので納品すれば終わり・・・納期が切れれば縁が切れる・・・となってしまうからです。
せっかくダイヤモンドを提供しても、受け取る側の意識が低いので、石ッコロになってしまうわけです。
何を伝えても、払った額以上の価値を受け取ることができないわけです。
つまるところ重要なのは、受け取る側の態度であり、心の姿勢だと思います。