イソップ寓話に「木の穴から多くの木の実をとろうとしたサルが、手を握り締めているために穴から抜けなくて、結局何もとることができない・・・」という話があります。
多くを欲しがると一つも得られない・・・欲をかいてはいけない・・・ということを教訓として教えてくれている寓話です。
火事の時に家財すべてを持ち出そうとすると逃げ遅れる・・・と言われます。
全部を一気に持とうとしているうちに火がまわって焼け死ぬという怖い話ですが、確かに一理あります。
大事なのは優先順位と、一度に持てる見極めだと思います。
ビジネスでも、最初からあれもこれも全部やろうとしたら結局何もできなくなってしまいます。
まず一つ幹となることをビジネスの軸に仕立ててそれに集中してみる姿勢が大切です。
ヨコ展開、タテ展開、ナナメ展開はその後です。
欲張って一度に多くをとろうとすると、結局何も得ることができなく恐れが高いことをビジネスリーダーは知っておくことが大切ですね。