「感動を与える」の対義語は「効率化」

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

ビジネスでは、提供している側にとっては当たり前のことでも、受けた側にとっては驚きと感動ものだったりすることがあります。

多くの場合、そこにあるのは「期待していた以上のサービス提供/商品価値」です。

そうしたことがあると、人は単なる喜びを通り越して「感動」します。

また、得てしてそういうサービス提供が為される時というのは「まったくもって効率が良くない提供」がされたときに多いものです。

ここで言う「効率が良くない」というのは、非効率という意味ですが、決して悪い意味ではありません。

むしろ「良い意味」であって、受ける側(お客さま)からすれば、「まさか、こんなことまでやってくれるとは思わなかった!」・・・・・・「まさかこれほど手厚くされるとは思ってもみなかった!」・・・・・・という「まさか!」の感嘆詞がセットでついてきます。

料理を出されたときに原材料にこだわっていたとか、給仕する人がたくさんついていたとか、店を出て見送られる時に大勢の店員さんたちで見送られたとか、ちょっと部品交換を頼んだだけなのにすべての部品を交換して料金は同じだったとか、ガソリンを入れただけなのに洗車から空気圧チェックまで全て無料でやってくれたとか・・・です。

ビジネスで「効率化」はとても大事な概念ですし、もちろん無視して良いことではありませんが、あまりに「効率化」ばかりを追求し過ぎるとかえって顧客満足度が低下してしまう恐れがあるので要注意です。

効率化で得られるのは「マイナスの回避」程度であって、「プラスの付加価値」は得られません。

「プラスの付加価値」こそが感動を生む主原動力となり、非常に逆説的で悩ましいのですがそこに「効率化」の概念が入り込む余地はありません。

つまり、感動に対する反語は「効率化」と言えます。

感動を生みたければ「効率化を忘れよ」ということです。

ただし、効率化によって費用削減ができ、利益増大につながることも事実ですから、経営という観点ではとても重要な意義があります。

自社のビジネスで、効率化ばかりを追い求めているようであれば、お客さまからの感動は得られていないかもしれない・・・と気づくことも大事です。

効率化をとるか、それとも感動をとるかは経営リーダーの判断次第ですが、常にどちらかだけを求めるのではなく、バランスよく両方を得ることを考え、サービス提供にメリハリをつけることが大切だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-5-22

    カラーバス効果で夢を叶えましょう

    街中でも、自分の家でも、会社(オフィス)でもどこでも良いので、こんな実験をしてみてください。 …
  2. 2018-1-19

    一人暮らし社会人が東京で幸せに暮らすために必要な家とは?

    昨年11月に不動産情報サービスのアットホーム株式会社が発表したある調査によると、「一人暮らしの社会人…
  3. 2019-5-3

    説教をするお金持ちはニセモノ

    ある程度の人格者であるお金持ちは「自ら進んで他人に説教をする」なんてことは決してしません。 …
  4. 2024-12-29

    続けることが続ける極意/宝箱の鍵は宝箱の中

    2011年の11月からブログを書き始めてかれこれ13年以上が経過しています。 当初は毎日複数の…
  5. 2019-5-7

    貯めて増やすことは面白い!

    ある生命保険株式会社の調査によると、4人に3人(77%)がお金の不安を感じている・・・とか。 …
  6. 2019-5-22

    リタイアするときまでに、その後の「主となる収入源」を確保しておく

    政府は「生涯現役」を掲げ、現状の公的年金の支給開始年齢を65歳から70歳に引き上げようと画策している…
  7. 2023-3-16

    【今すぐ始めよう!】不動産投資の収入額は加速して増えていく

    ギャンブルで儲かったお金は「あぶく銭」とも言われ、人はつい気持ちが大きくなって「そのお金をすぐに使っ…
  8. 2017-5-13

    中途採用で求められるのは、即戦力+成長力のある人材

    企業で中途採用を実施しているところは多くあります。 そうした企業で求める人材というのは何も「即…
  9. 2018-7-4

    自己管理能力を磨こう!

    エルバート・ハバードという人が自己管理能力についてこう言っています。 あなたが「やるべきこと」…
  10. 2021-6-26

    時代の変化に気づけるかどうか?

    かつてダーウィンが言った次の言葉は有名です。 「生き残るのは優秀なものでも強いものでもなく、変化に…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る