少子化傾向が止まらない日本ですが、少子化の主な原因は「男女が結婚しない/結婚しても子どもをもうけようと思わない夫婦が多い」とされています。
さらに、なぜ結婚しないのか?なぜ子どもが欲しくないのか?というと「将来的な経済不安」を挙げる人がほとんどだとか。
では、将来的な経済不とはどんなことなのか?・・・というと、子どもの教育費や生活費などさまざまあると思われますが、一般的に「人生で高額となる買い物のベスト3」と言えば、次のとおりとされています。
1.マイホーム
2.自動車
3.生命保険
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少子化対策の肝となるポイントは「夫婦2人で子ども3人以上を持つ」ということです。
夫婦2人で子どもが2人以下だと少子化対策にはなりません。
単純に算数の問題です。
そして少子化対策を単に「子どもの教育費関係の減免」と考えるのは異次元でも何でもなく「普通の」対策だと思います。
「異次元の」対策を打つというのであれば、もっと踏み込んで上記の「人生で高額となる買い物のベスト3」にまで手を差し伸べるのが良いと思います。
たとえば、子どもを3人以上持つ親には
1.マイホームを無料で提供する
2.さらに自動車を無料で提供する
3.さらにさらには生命保険料を免除する
・・・などです。
もちろん、制度設計をする必要があるので、マイホームと言ってもどれくらいの広さまで/金額までとか、住宅ローンを国が負担するのかそれともマイホーム自体を国が用意するのか?離婚したらどうするのか?・・・などあらかじめ決めておくべき点は多岐にわたります。
でも、これくらいやらないと若者は興味を持たないだろうし、そもそも「異次元」と謳うのならこれくらいは覚悟してやらないと言行一致しないと思います。
そして、若者夫婦が上記3つを手に入れられたなら、他の消費活動にも好影響を及ぼしてくれると思います。