学生のころ、進学・合格という壁を乗り越えるために受験勉強なるものを行ないました。
今さらですが、その勉強を始めるのは早ければ早いほど後の苦労は少なくなっていただろうなあ・・・と思います。
受験勉強に限らず、お金の問題も人生の問題も早く向き合って早く対策するほど問題は小さくて済んで得るものは逆に大きくなると思います。
よく「問題の先延ばし」とか「問題の後送り」と言ったりしますが、そうした行為は結局は「現実から逃げようとしている(逃げている)」ということの裏返しだと言えます。
今やるべきこと/今やったほうがベターなこと・・・をあえて避け、そうした問題から目を逸らし、未来の自分が処理してくれることに一縷(いちる)の望みをかけて、「今はやらない」という選択肢を選ぶ・・・ということをしています。
問題を先送りにすることで(いつの間にか)その問題が解消していたり、容易に解決できることに変化していれば良いのですが、残念ながらそうなる可能性は低く(まあゼロではないですが)、後になればなるほど大きくて難題な問題と化してしまうことが少なくありません。
みんな、何となくそうしたことはわかっています。
でも、今すぐやらないとよほど何か不利益なこと/大損害を被る・・・と予想できない限り、人はなかなか重い腰を上げられないのが人間だと思います(かくいう私もそうです)。
「人は困っていないと動かない」・・・とも言われますが、多くの人が行く道の裏道を歩く気概を持つほうが人生は面白くなると思います。
そうした意識を持ち続けたいものですね。