学校でも会社でも、新しく入った人からすれば周りの人すべてが未知の人です。
優しい人なのか、怖い人なのか、いい人なのか悪い人なのか・・・とその段階では計りかねますから、極力丁寧に接して様子をうかがいます。
もちろん、逆に言えば相手から見ても同様で、どんな新人かわからないので興味津々です。
様子をうかがいつつ最初は丁寧に接してくれます。
それが大人のマナーであり、世間をそつなく渡っていくための最低限必要なレベルの一つです。
ところが、そうした見知らぬ人と接するときにいきなり自分全開で、乱暴な言葉遣いで話をしたり、傍若無人な振る舞いをする人もいます。
いわゆる 「失礼な人」です。
失礼な人だということを本人が自覚していないことがさらに悲劇なのですが、往々にして他人から嫌われるのが一般的です。
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はじめて電話をかけたお店があるとき、受けた側の人からすれば毎日かかってくる電話の一つかもしれませんが、かけた方からすれば「初めて」です。
最初の第一印象が重要です。
電話対応が悪い店だったら、決してそのお店に注文しようとは思いません。
それだけでなく、気持ちが不愉快になり、場合によっては周りの人たちに愚痴を言ったりしてその悪評を広めます。
電話応対の悪い店で繁盛している店はないと思います。
それくらい電話応対はとても重要ですね。
ところが、多くの会社やお店では意識して電話応対の研修教育をしているところは少ないように思えます。
お店からすれば100分の1の接点かもしれませんが、初見のお客さまからすれば、いつも1分の1の接点です。
最初が肝心であり、第一印象は重要であり、常に礼儀正しくマナーを守る姿勢は大切だと思います。