
「お金を稼ぐ」と考えた場合、必ず「誰かが自分にお金を支払う仕組み」が必要です。
これを「ビジネスモデル」と言います。
すべての会社は「その会社なりのビジネスモデル」を有しています。
それがキチンと機能すれば儲かりますし、どこかに欠陥があると儲かったり儲からなかったり・・・、場合によってはまったく儲からない・・・です。
起業当初はまだ機能していないためうまく儲からないのが当たり前ですが、起業して数年も経てば、その数年間潰れずに経営が維持されているというだけで「ビジネスモデルは機能している」と言えます。
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冒頭で触れた「誰かが自分にお金を支払ってくれる仕組み」ですが、たとえばこんな観点で見ることができます。
・サービス/モノの提供でお金を払ってもらうのか?
・手数料ビジネスで徴収するのか?
・権利=家賃等で収入を得るのか?
「その時代に合った何か」でビジネスモデルを構築すると、効率よくお金を稼ぐことができます。
でも、それが同じペースで永遠に成長・繁栄していくと感違いしてはいけないですね。
どんなビジネスモデルも一時的に急激に伸びることはあっても、それが同じペースで永遠に続くことはありません。
「伸びの鈍化」が必ずやってきます。
でも「ロングテール」という言葉があるように、伸びは鈍化してもそれなりにずっと廃れずに機能し続けることは可能です。
また、一つだけのビジネスモデルにこだわるのではなく、複数のビジネスモデルを駆使して事業の発展を継続していく手もあります。
いずれにしても、ビジネスモデルがキチンと機能していることを定期観測で確認・チェックして「転ばぬ先の杖」を心掛けることは大切だと思います。