
日本から一歩も外に出たことがない人、つまり一度も外国へ行ったことがない人が、テレビの映像や雑誌の記事だけで外国の現状を知ったつもりになり「日本が一番だ~」と言っても、説得力に欠けます。
説得力のある言葉は「かなりの量と質の実体験をした人」から発せられた言葉のほうにあります。
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多くの人たちが「チャンスがない」と言うのは、ほとんどの場合は「チャンスを避けているだけ」かもしれません。
「チャンスを避ける」ということを少し言い換えるなら、「チャンスがピンチに見えてしまう」・・・です。
つまり、ある人には「チャンス」に見えるようなことを大多数の人たちは違う角度からとらえて「ピンチ」と解釈してしまうわけです。
たとえば、スポーツで勝利したければ、そうした場(=試合)に自分を運ばなければなりません。
場合によっては「負ける」こともあり得ますが、最初から負けることを前提で試合に臨むのではなく当然勝つつもりで(勝ちだけを意識して)臨むことが重要です。
営業マンが顧客から「YES」を欲しければ、「NO」を言われる(かもしれない)場所に自分を運ばなければなりません。
「NO」と言われることに焦点を当ててそうした場に臨むことを嫌がっていたら、決して「YES」は得られません。
「YESがをもらえる場所」が「NOを言われる場所」に見えてしまったら、それは「チャンスがピンチに見えている」証拠です。
その逆になることが大切です。
若いうちほど、いろんなことに挑戦して、ピンチを気にするよりはチャンスを気にするように意識を向けて生きていくと良いと思います。