物事は、最初から大きな一歩を踏み出せる人なんて、そうそういないと思います。
ほとんどの場合、始まりはいつもちょっとしたことだと思います。
ちょっとした違いや、わずかだけども勇気を出して踏み出した小さな一歩です。
何かにうまくいった人が後から振り返ってみたとき、おそらくあのとき一歩踏み出したことがきっかけだったなあ・・・ということは多いと思います。
「成長できる人とできない人/成功できる人とできない人」などの差は、こうしたちょっとした始まりの差が関係しているのだと思います。
結果としては大きく差が開いたことになるかもしれませんが、始まりの差は「小さな違い」でしかなかった・・・と思います。
「忙しくてまったくできない」という人と「忙しくて少ししかできない」という人の差はわずかかもしれませんが、これが後々圧倒的に大きな差につながっていきます。
前者はいつまで経ってもどこまで行っても「ゼロ=皆無」のままです。
ゼロはいくら積み重ねてもゼロです。
それに比べて後者は、少しずつでも前進することで時間が経てば必ず「ゼロではない」状態になっています。
何よりも違ってくるのが、ほんの少しでも行動を起こしていることによって得られる「成長」に重大な意義が隠されていると思います。
ゆくゆくは成長の距離もそうですが「スピード」も違っていきます。
始まりはいつもちょっとしたこと・・・だと思いますが、その「ちょっとしたこと」をいかにして大切にできるか?が、人生の分かれ目なのかもしれないですね。