所有と非所有の着眼を持つと生き方が変わるかも

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

人は「貧しいと欲が出る」わけではなく、「他人が持っているモノを欲しいと思うと欲が出る」ものです。

他人が持っていても自分が既に持っていて特段「欲しい!」と思わなければ欲は出ませんし、自分が既に持っていてもさらに「欲しい!」と思うのならその段階で「欲が出た」状態になります。

・・・・・・・

戦時下では、「欲しがりません勝つまでは!」という言葉を広めることで人が欲をかくことを抑え込もうとする動きがありました。

逆に、戦後においてはそうしたモノに対する執念を強く持つことで日本という国は復興してきたと思います。

背景には「過去の自分が持っていたモノ」や「外国の人が持ってるモノ」への憧れや執着心もあったと思います。

戦争下でモノを欲しがることがご法度とされたがゆえにその欲望は戦後は余計に強くなり、復興期においてどんどんモノが製造・消費されて豊かな国になってきたのだと思います。

私が子どもの頃はモノを大切にする躾・教育が徹底して行なわれ、たとえば学校から配布された(一部自分で購入した)教科書や道具箱や上履きやクレヨン一本一本にまで必ず名前を書いて紛失しないよう/なくしても自分の手元に戻ってくるようにしたものです。

もったいない使い方(=使い捨て)なんてもっての外でとんでもない悪いこととされ、そうした発想自体がナンセンスとして育てられました。

自分のモノを増やし、それを守り続けていくことが美徳だとされ、実際、節約などで自分の資産が貯まっていく(増えていく)という時代もありました。

ところが、最近の主流は「モノを持たない/共有する」という流れです。

企業においてもなるべくモノを持たないことが良いとされるようになってきた感があります。

ここで言う「モノ」には「商品の在庫を持たない」という営業姿勢のことから、オフィスを持たない(借りる)、机を置かない、コピー機を所有しない(リースでまかなう)、社員を持たない(派遣でまかなう)といった経費削減のことまで含まれています。

家庭内においても「ミニマム的生き方」などがもてはやされ、なるべく家の中にモノを置かないことが美徳という認識も広がっています。

もちろん、会社・人によって価値観はさまざまですからモノを持ちたがる/欲しがるパターンの例もあると思いますが、「所有する」から「所有しないで済ませるにはどうすればよいか?」という視点での物事のとらえ方は従前以上に大事になってきたと思います。

ビジネスでも家計においても、所有と非所有の観点で眺めると、これまで気が付かなかったことに気づけるかもしれないですね。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-7-27

    月収よりも年収/年収よりも財資産を意識する

    この時期の25日~31日というのは、サラリーマンの給料日に該当する日が多いと思います。 給料は…
  2. 2017-6-12

    ブランド品を身に付けたがらないお金持ちの人たち

    サラリーマンは高級品を身に付けることを意識しがちですが、ビジネスマンは逆に高級品を身に付けないことを…
  3. 2017-8-2

    利益を2倍にするテクニックと半分にするテクニック

    たとえば「1万円の商品で経費(原価)が9千円」だと仮定します。 一つ売れると1,000円の儲け…
  4. 2017-9-12

    人生をマージャンに例えると・・・

    将棋や囲碁というのは2人で対局して行いますが、両者ともにスタート時点では(ハンデを除けば)対等です。…
  5. 2023-12-12

    権利収入の仕組みを作ればリタイアは可能です

    就労してお金を稼いでいるけど自分の時間はほとんど持てない・・・という段階から、就労しなくてもお金を稼…
  6. 2018-6-3

    日大の教職員組合の要求/ピラミッド構造

    悪質タックル問題で揺れる日本大学ですが、日大教職員組合は5月31日に、内田前監督の常務理事などを含む…
  7. 2017-2-21

    自動的にお金が振り込まれる仕組み=「不動産投資」

    たとえば、こんなことが現実的に起きるとしたら嬉しいと思いませんか? 24時間365日休みなし…
  8. 2017-8-3

    ○○歳のときにやっておくべき△個のこと

    人間の年齢を数えるときに1歳はひとつ、2歳はふたつ、3歳はみっつ・・・と数えていきますが、10歳では…
  9. 2018-6-11

    【注意】無用なアドバイスは価値観の押し付けになる

    人は他人に何かを教えてあげたり、アドバイスをすることに喜びを感じます。 アドバイスできるのは、…
  10. 2017-2-16

    見込み客・お客さまを集めるのではなくて・・・

    営業会議では、よく「客を集めるには・・・」といった言葉が飛び交います。 まあ、別にそれで間違っ…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る